ワイン発祥の地。伝統の滋味深い、身体に優しい味わい
首都をトビリシに構える小国ジョージア(グルジア)は、北に大コーカサス山脈、南に小コーカサス山脈、西に黒海を擁し、シルクロードの昔から交通の要所として重要な意味を持っている国です。紀元前6000年頃の葡萄の種や醸造跡が発見されており、ワイン発祥の地と呼ばれています。
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世界三大美女のひとり・クレオパトラもジョージアのワインを愛していたといわれ、メソポタミアを経由してはるかエジプトの地にまで広まったグルジアワインは、別名「クレオパトラの涙」と呼ばれています。
グルジアワインは、クヴェヴリ(Qvevri)と呼ばれる丸く大きな壺にワインを入れ、地中に埋めることで安定した温度で発酵を行います。この製法は世界遺産にも登録されており、タンニンを含み果実の甘みを残した身体に優しいワインが生まれます。古の製法を守り、果実の甘みをいっぱいに含んだ歴史あるグルジアワイン。
クレオパトラも愛したこの味わいにハマるナチュラルワインファンは数知れず。。
赤ワインではサペラヴィ、白ワインではルカツティリ、ムツヴァネなどを中心に、500を超える土着品種があると言われています。白ワインを丸ごと醸造したオレンジワインは和食とも相性が良く、日々の食事とも楽しめます。