■ラシーヌ社の理念
優れたワインは、造り手のメッセージを宿す、署名入りの作品です。
” 選び抜かれたワインを、良いコンディションでお客様のもとにお届けし、消費者にお楽しみいただくこと ‐‐ ”
これが造り手の願いであり、ラシーヌの使命でもあります。
ワインの仕入れに携わって15年あまりになります。この間、フランス・イタリア・スロヴェニア・スペイン・オーストリーと各地の造り手を幾たびも訪ねてまいりました。
おたがいに認めあい長くワインを買い続ける間にゆるぎない信頼関係が生まれました。
ワインの仕事は、本質的に人間的な繋がりに支えられているのです。
彼らの温容と意義深い示唆を導きの糸としながら、さまざまなワインと出会う幸せに恵まれました。
こうして、私たちのささやかな仕事の場である㈱ラシーヌが2003年4月に誕生しました。
優れたワインと数多く巡りあい、未知の経験と試行錯誤を繰り返しながら
ワインに対する見方もおのずと出来上がってまいりました。
しかし、(造り手の作品であるワインを、そこに込められたメッセージとともにお客様と消費者のもとに届けなくてはいけない)という基本的な信念は最初から変わっていません。そのうえで、
「内なる声がひしと伝わってくるような、奥行きがあって欲しい」
「個性は比類なく複雑だけれども主張や技巧を表に出さない洗練と粋という芸がなくてはならない」
「なにか突出した強い味わいではなく優雅さとバランスを備えた充実感を味わいたい」
というのが、私の実感です。そのような資質を可能性として秘め真の実力と個性を有するワインを選び抜くことが私たちの責務であると自覚しております。